明けました
2021-01-04


禺画像]
2021年になった。気分の晴れない新年だ。
ある道路を車で走っていたら軒並みシャッターが閉まり、なんだか侘しい風景になっているところがあった。まるで廃業したように見えるのは正月飾りがないか、あるは地味なものだから車中からでは確認しにくいだけなのか。
昔は少なくとも正月の三ヶ日といえば店は閉めているのが普通だった。それで寂しい印象がないのは、全てと言っていい商店がそこそこ立派な正月飾りを飾っていたからかもしれない。門松と正面飾りの組み合わせが結構普通にあったのが、時代が変わるにつれ門松が少なくなっていった。気がついたら滅多に見なくなった。ないと沽券に関わるという意識のあるところだけになった、多分。
正面飾りだけになってずいぶんの年月が経つが、まだ当分このまま風景として残っていくものと思っていた。もしかして飾らないことが抵抗運動になってるか? 自助だけやれと言っている無能政府に対して。
それにしても、感染に因るにしろ、仕事を自粛して収入が閉ざされるにしろ、命に関わる休業だと知っているから一層やるせない。
[日常]

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