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圓朝の作になる「怪談牡丹燈籠」を観に、久しぶりの歌舞伎座へ。一昨年くらいに何か観たような気がするが、それ以来。いやあ面白かったな。
男と女、三組の愛憎劇。執着やら裏切りやら、賑やかだ。圓朝が語る怪談仕立てで、幕の展開毎に圓朝が口上を述べるが、それを演じるのは幸四郎だ。ほかに美味しい役どころもあって、九蔵という馬飼のお人よしを演じ、小さいながら笑いを取るのが見せ場。
最後はしのつく雨の中、男女くんずほぐれつの殺しの場面だ。舞台は水浸しの迫力で、鬼気迫る。
二階席でオペラグラスは必要だったが、楽しんだ。何より、船を漕いだ。至福の極みである。
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