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本棚の古い本、たまに手にしてみると面白い。
新鮮とは言えない。でも見方の初心というようなものを思い出すことができる。
これは山田宏と和田誠の対談形式の映画本。
パラパラとめくったページはジェームス・メイスン主演の「霧の夜の戦慄」という作品についてのやりとり。和田が山田にストーリー展開の面白さを説明していて、監督は誰?と聞かれても知らない、もう一つ同じタイトルの作品があるがメイスンのこれはすごく話法的な?面白さがあると言い切るところまで。
二人が夢中になって映画について語り合う愛ある本です。
この時代のように映画を楽しめたらいいな。
なんでも観ることができた。
今は心が折れそうになって辛くて観られないものがあるのよね。
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